出雲國神仏霊場第14番八重垣神社に行ってみた件
私が嫁と出会う1年くらい前のことです。40の歳を越した私は
まだ独身で彼女もおらず、もうこのまま結婚できないのかと
悩んでいました。
なかば諦め半分だった私は、出雲大社に行ってみてもダメだったら、
結婚をきっぱり諦めて一生独身を決め込もう!
と、出雲まで旅行に行くことにしました。
休みの日を利用し、大阪から電車で1泊で行きました。
初めてみた出雲大社、鳥居がそれはそれは大きくて、参道も立派。
参道わきの芝生が何とも心地よさそうでした。
お守りやおみくじが売っている売店の端っこにあるパンフレットに
「出雲國神仏霊場二十箇所巡礼」とあるのをみつけました。
興味を感じ、見てみると、それは出雲大社周辺の20箇所の神社仏閣を
お詣りして回るというものでした。八重垣神社もそのうちの一つ。
私はそこで初めて八重垣神社を知りました。
出雲大社に初めて来てみて、またもう一度来たいなと思っていた私は、
また来るのなら、この20箇所もついでに回ってみようと思い、その後
6回くらい、出雲を1人で訪れました。
八重垣神社に行ったのは、確か3回目くらいの旅行の時だったと
思います。女性がたくさん出入りしていたイメージがあります。
何といっても、「鏡の池」が有名。社務所で買った紙にコインを載せ、
水面に浮かすのですが、それが早く沈めば、近いうちに良縁が訪れ、
遅ければ良縁が訪れる時期が遅くなるという占いです。
どれだけの早さで自分のコインが沈んだか、もう覚えていませんが、
既に3回も出雲を訪れたこの頃くらいになると、恋愛や結婚を諦める
ために来ていたことを忘れていたように思います。
その1か月後だったかな、今の嫁と出会ったのは・・・。